二点透視図法

【必読1】2点透視図法わかりづらい!→まずこの1点だけわかれば大丈夫!

こんにちはカクシュウです!

下の図をご覧になって「見飽きた!」と思っている方々が

多いかもしれません。しかし、大変申し訳ありませんが大事なこと

なので説明させて下さい。

 

 

 

2点透視図法とは、消失点が二つあり、様々なアングルから奥行きを

表現できる透視図法です。

 

第三者に表現したい対象物を理解されやすいという長所がある反面

表現する側としては、めんどくさいルールが多々あり挫折してしまう人が

いるのも現実です。私も何度も挫折しかけました。

 

 

 

まず最低以下の1点だけ、この記事で覚えてもらえるといいかなと思います。

それは、2つの角度で表現したいアングルが決まるということです。

角度というのは補助線を引いて出来る下記図の角度の事です。

ちなみにこの補助線は、アイレベル=目線の高さと平行な関係です。

例えば、「右」、「左」、「上」を表現したいとき

まさに、2組の角度は下図の様になります。

 

 

 

 

次に、「右」、「左」のみを表現したいときは

2組の角度の関係は下記の様になります。

建物を描くときに使用されるようなアングルに

なります。

 

 

問題は、角Bと角Yをどの位傾ければよいかという

事なのですが、経験則ですが角Bと角Yの和が

以下のように90°より小さくなればよいです。

 

 

 

 

例えば下図のように「右」「左」「上」を表現したい場合は、

補助線から上向きにそれぞれ角BとYの和が90°より小さく

なるように傾けます。

 

 

 

 

 

 

「右」「左」「下」を表現したければ補助線から下向きに

角BとYの和が90°より小さくなるように傾ければよいわけです。

 

 

 

一瞬、数学の角度の問題みたいに思うかもしれませんが、

ご自身の手で描いて頂けたら、たいしたことを言っていないのが

わかって頂けると思います。

でもアイレベルを意識しなくても、描きたいアングルがわかって

便利だと思いますので一度お試しください。

 

【必読2】では逆パースを修正する方法をご紹介いたします。

それではご精読ありがとうございました!